レアル・マドリードが、ナポリに所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(24)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。
2020年夏にリールからナポリに加わり、昨季は26ゴールを決めてセリエAの得点王に輝いたオシムヘン。同選手は24日に開催されたセリエA第5節のボローニャ戦で交代した際にルディ・ガルシア監督の戦術に否定的な態度を示していた。
その後、オシムヘンが謝罪したものの、ナポリが公式TikTokアカウントに上述したボローニャ戦でPKを失敗した同選手を嘲笑するかのような動画を投稿。これに対して、代理人を務めるロベルト・カレンダ氏がこれに激怒すると、ナポリは選手サイドを怒らせるつもりはなかったと声明を発表した。
そのなかで、オシムヘンの近しい情報筋によれば、選手サイドは憤慨しており、代理人に新たな移籍先を探し始めるように指示したという。そのなかで、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団したマドリードが状況を注視。同選手の市場価値は1億2000万ユーロに見積もられているが、関係悪化によりその価値が上がっているようだ。