日本代表FW古橋亨梧は今年7月、スコットランド1部セルティックと契約延長。今季も絶対的ストライカーとして活躍しているが、セリエA(イタリア1部)ローマをはじめ複数クラブからの関心が報じられている。
古橋は昨季、アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍し、リーグ連覇とスコットランド3冠達成に貢献。7月4日にセルティックと4年間の契約延長で合意すると、今季も開幕からリーグ戦6試合で4ゴール2アシストと、好調をキープしている。
契約延長により、今後もセルティックでのプレーが予想される古橋。ただスペインメディア『Fichajes』は「古橋はラ・リーガとセリエAのいくつかのクラブの注目を集めている。セルティックは1500万ユーロ(約24億円)のオファーを受け取ると予想される」とリポート。
古橋に関心を寄せているクラブにローマ、レアル・ベティスを挙げた上で「古橋が来年1月にラ・リーガやセリエAへ移籍するとなれば、彼のキャリアに新たな次元を加え、ヨーロッパのトップリーグで才能を発揮するチャンスを得るかもしれない」と同選手の今後について綴っている。
ただ一方で、古橋がステップアップ移籍する可能性については、セルティックOBのフランク・マカベニー氏が英メディア『フットボール・インサイダー』のインタビューで「古橋はプレミアリーグでプレーするための準備ができていない。プレミアリーグの大半のクラブが前線1トップのシステムを採用しているが、古橋はそのポジションでプレーできない」と、厳しい見方を示している。
先日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節のフェイエノールト戦では、本来のパフォーマンスを発揮できなかった古橋。欧州主要リーグへ移籍するためには、CLの舞台でも結果を残すことが求められそうだ。