快適性を極めたドクターマーチンの軽量8ホールブーツ

足元にパンチが欲しいならドクターマーチン一択!

ドクターマーチンが8月に発売した新作「CREWSON」は、ブランドの伝統的なシルエットと、ラバーとポリウレタンを融合させた2層構造の軽量ソールが特徴のブーツとなっている。

アッパーにはプレミアム感のあるレザー素材をセレクト。ブラックには「クラシックプルアップレザー」、ガンメタルとオリーブには「バフバック(ヌバック)」を採用している。

中にはソフトウェアーインソールを内蔵し、ふかふかの履き心地を実現。

ドクターマーチンのアイコンともいえる黄色のステッチとヒールループもデザインに取り入れ、ブランドのカラーを全面に押し出しているのもポイント。

シュークロークに一足備えておけば、スタイルの幅が広がりそうだ。

CREWSON 8ホールブーツ
価格:24,200円(税込)

足元に遊び心をそえる。SOU・SOUのサイドゴア革足袋

人と被らないシルエット・デザインを探している人には、「足袋」をベースにした一足をおすすめしたい。

京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」は秋冬シーズンの新作として、9月に「サイドゴア革足袋/いろは底」をリリース。こちらは伝統的な足袋の特徴であるくるぶしの“こはぜ”をあえてなくし、シンプルなサイドゴアブーツの形にアレンジした革製の地下足袋だ。

ソールには、SOU・SOUオリジナルの「いろは底」を採用。底面にかな文字をみっちり並べたり、つま先部分に日本刀をモチーフにしたラインを入れたり、かかと部分に製造元となる高砂産業謹製の刻印を入れたりと、遊び心がたっぷりと詰まっている。

カラーは鈍(にび)色と濡羽(ぬれば)色の2色。あまりの人気ぶりに、現在は先々の予約販売を受け付けている状態となる。興味があれば早めにチェックしておきたい。

サイドゴア革足袋/いろは底
価格:19,800円(税込)

タウン使いも。BUTTEROのマウンテンシューズ「ALPI」

最後に紹介するのは、イタリアのクラフトマンシップが光る「BUTTERO」のレザーシューズ。

「BUTTERO」は、1974年にイタリア中部のトスカーナで設立されたブランド。秋冬も新作としていくつかのモデルをリリースしているが、今回はその中でも「使い勝手が良さ」を売りとしている「ALPI」にスポットライトを当てて紹介したい。

「ALPI」のネーミングは「アルピニスト(登山家)」に由来し、文字通りマウンテンシューズをスタイリッシュにタウンユースできるようアレンジして作られたモデルだ。

製法にはイタリア伝統のイデアル製法を採用。本格的なメタル製ベルフック、履き口とシュータンに詰めたパッド、丸みを帯びたラスト、クッション性のあるEVAミッドソール、それにロックパターンのラバートレッドなどで、快適かつ軽やかな着用感と接妙なモード感を実現している。

ALPI(アルピ)B10570
価格:118,800円(税別)

レザーのフットウェアは大切に扱えば、多少の傷や履きクセさえも唯一無二の魅力に変わる。長年を共に過ごす気持ちで、お気に入りとなる逸品を探してみては。

(IKKI)