伊勢萬 内宮前酒造場の開蔵30周年を記念して「斗瓶取り雫酒 大吟醸おかげさま」1本10,000円(税込)を“日本酒の日”である10月1日(日)より80本限定で販売する。
今年は非常に難しい性質だったという酒米を、杜氏が研究を重ね仕込みなどに工夫を凝らして完成したという一本だ。
伊勢萬 内宮前酒造場」こだわりの一本
伊勢志摩唯一の清酒蔵「伊勢萬 内宮前酒造場」は伊勢神宮内宮のお膝下、おはらい町の「おかげ横丁」開業と同じく1993年に開蔵し、今年で30周年を迎えた。
よりよい商品を目指すために約16年前から品評会への出品を開始し、2012年についに金賞を獲得。本格蔵として蔵の地位をより上げていくため今日まで技術を積み上げ磨いてきた。
今回の限定販売となる「斗瓶取り雫酒 大吟醸おかげさま」は、この30年間の技術を集約した、蔵を代表するブランド伊勢慶酒「おかげさま」の最高峰と言える逸品だ。
華やかな香りや繊細な味わいに仕上がる「斗瓶取り」
日本酒は米・米麹・水を酵母によって発酵させ、できあがった醪(もろみ)を搾って造られる。大きな布袋に醪をいれて吊るし「斗瓶(とびん)」と呼ばれる1升瓶が10本入る大きな容器に自然としたたり落ちるお酒の雫を少しずつ集める方法のことを「斗瓶取り」という。
醪の自重によってお酒をじっくり搾るため、余分な成分が押し出されることなく、華やかな香りや繊細な味わいになる。この方法は、大変手間がかかる上にとれるお酒は少量なため、贅沢で貴重なお酒となっている。
杜氏によるコメント
伊勢萬 杜氏・船木健司氏はこうコメントしている。
「小さな蔵のため多くの量を造れませんが、その分こだわり抜きより高い品質を常に追求してまいりました。その結果が全国新酒鑑評会の2年連続金賞受賞やKura Master 2023の金賞の受賞へとつながっていると思っております!開蔵30周年にふさわしい『大吟醸斗瓶取雫酒』をぜひお楽しみください。」
同商品は数量限定での販売のため、なくなり次第終了となる。「香り・味・甘味の調和のとれた非常に良いでき」という日本酒の味を試してみたい。
おかげさま大吟醸斗瓶取り雫酒
内容量:720ml
精米歩合:35%
アルコール度数:17%
日本酒度:+2
価格:10,000円(税込)
(hachi)