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勘違いされることも?「やおら」や「おもむろ」は対義語
まとめ
勘違いされることも?「やおら」や「おもむろ」は対義語

「やにわに」と混合されることもある言葉として「やおら」「おもむろ」があります。
しかし、これらの言葉は似たような言葉どころか反対の意味なのでご注意ください。
「やおら」とは
「やおら」とは、そろそろと静かにという様子を表現する言葉です。
落ち着いてゆっくりと動作を始める様子を指します。
「やおら立ち上がる」という文なら、ゆっくり音を立てずに立ち上がるという描写になるのですが、使われる頻度が少ないことや後ろに「立ち上がる」「走り出した」といった言葉が続くことがあることから、「やにわに」同様に突然・突如という意味だと勘違いされていることもあるようです。
「おもむろ」とは
「おもむろ」とは、ゆっくりと静かにという意味の言葉です。
挙動がゆったりとしていることを指します。
「彼女はおもむろに手帳をカバンから出した」「彼はおもむろに席を立った」という表現がされていたら、「ゆったりとした動作でカバンから手帳を出し」ていたり、「静かに席を外した」という描写になるのですが、この言葉もまた「やにわに」同様すばやい行動とみなされてしまうことがあります。
まとめ
「やにわに」は、時間をかけずに一気に行うことを表現する際に用いる言葉です。
間髪入れずに行動をとることや、勢いのある様に対して使用されます。
この言葉は、「矢庭」と呼ばれた弓矢を放つ場所場所から生まれた言葉とされています。
「やおら」や「おもむろ」とは混合されることがありますが、じつはこの2つとは対義語の関係といえます。
「やおら」も「おもむろ」も、どちらも静かにゆっくりとした動作に対して用いられるのです。
提供元・FUNDO
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