今が旬のタバメ(ハマフエフキ)。釣り立てはコリコリしているが、どうしても「足が早い」。そこで今回は「タバメの手まり寿し」を紹介。ある方法で食感がよくなるうえ、米も進む。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
タバメの旬
タバメの旬は夏から秋。このころはノッコミ期にあたり、脂がのっている。特に晩秋のものは臭みがなくて美味しい。
持ち帰り方
釣り上げたタバメはナイフなどを使って絞め、しっかり血抜きをする。その後、ハリを外し、クーラーに収納。ハリから外そうとすると、魚が暴れた時に怪我をすることもあるので、「絞めてからハリを外す」と覚えておこう。
下処理
次は下処理。まず頭を落としてワタを取る。内側(腹側)の血合の部分は包丁の先端を使ってこそいでいく。これで下処理は完了。
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ウロコが付いたまま
下処理後は3枚におろす。ウロコが付いたままのほうが、皮を剥ぎやすい。皮を剥いだあとは中骨と腹骨を取ってサクの状態にする。
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タレに漬ける
サク取りしたあとはタレに漬ける。いわゆる「漬け」だ。割り下は水1、みりん1、濃口しょう油1。好みでニンニクや砂糖を入れてもいい。
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フィニッシュ
食べごろは5~6時間経ってから。「漬ける」ことで、身がプリプリしているはずだ。あとはタレから取り出し、キッチンペーパーで水分を取る。フィニッシュは、手まり型に握った酢飯にのせればできあがり。一貫食べれば次々に食べたくなる。
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