「アナホリフクロウ」は、南北アメリカ大陸に生息するフクロウの一種です。
多くのフクロウが夜行性ですが、アナホリフクロウは昼行性なので、昼間から活動している姿を見ることができます。
そこでここでは、このアナホリフクロウがどのような生き物なのか、その名前の通り「穴掘り」をするのかといった生態についてもを解説します!!
目次
「アナホリフクロウ」とは
・アナホリフクロウの生息域
・足が長いアナホリフクロウは、走るのが得意
フクロウだけど夜行性ではない!
・昼間も活動するアナホリフクロウ
・アナホリフクロウの食事
「アナホリフクロウ」とは

まずはじめに、アナホリフクロウの生息域や体格についてご紹介します。
アナホリフクロウの生息域
アナホリフクロウは、ブラジルやカナダ、メキシコなどの南北アメリカ大陸に生息しています。
また、キューバやドミニク共和国のあるカリブ海周辺にあるアンティル諸島にも分布しています。
それらの地域の砂漠や草原、農地などの開けた環境に生息しています。
足が長いアナホリフクロウは、走るのが得意
アナホリフクロウは、体長19〜28cmと決して大きくないフクロウの仲間です。
このアナホリフクロウの外見で最も目を引くのは、その長い脚です。
ほかのフクロウと比べてすらっとした美脚の持ち主で、長い脚を屈伸させておじぎのような動きをすることも。
この長い脚を活かして見事な走りを披露します。
地上の虫などを採る際には、かなりの距離の走るのだとか!
フクロウだけど夜行性ではない!

フクロウは夜行性のイメージがありますが、アナホリフクロウはどうやら違うようです。
昼間も活動するアナホリフクロウ
フクロウというと、夜行性で夜目がきくというイメージがありあますが、アナホリフクロウは昼行性です。
そのため、現地では昼間から活発に行動する姿を目撃できるのだとか。
アナホリフクロウの食事
アナホリフクロウはバッタなどの昆虫や小型の哺乳類を捕食します。
地面を走って捕まえるのはもちろん、バイソンなどの糞を巣穴の近くに運んで虫をおびきよせて捕食することもあります。
アナホリフクロウはとっても頭脳派なのですね!