ゲストにカマスをキャッチ

アジのアタリが減ったと思っていたらガツンと強いアタリ。しかもよく引く。サバのように右左には動かないが突っ込むような引きで楽しませてくれる。

最後に手前でギラリと反転したのはカマス。もう秋が近づいている事を感じる一匹であった。アジのアタリが減ったのはカマスが入った影響と思われた。そろそろアカイカのお出ましとなるかと感じ、タックルをチェンジした。

波止でのアジング&エギング釣行でアジにケンサキイカにアオリイカ【大阪・泉南】ゲストで釣れたカマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

アカイカを狙う

夕マズメのラッシュが終わろうとしている頃、隣のエサの人が「当たった」とつぶやいた。キビナゴをエサにアカイカ狙いの方のようで沈んだウキを見てアワセを入れるとアカイカがヒットしていた。

これはチャンスとばかりにメバリングロッドにセットした餌木をキャスト。アカイカ狙いの場合、アオリイカ程の激しいジャークは必要ないと思っているので優しめのジャークでボトムから順番に探っていく。

餌木はヤマリアのナオリーレンジハンターの1.8号で、おおよそ3.2秒で1m沈むタイプなので15~20秒で底まで到達できる。

アオリイカの新子はリリース

何投かしてもアタリが無いなと思っているとフォール中にガンガン当たってくるがどうやらサバのようでこの群れを抜けないと当たらないと思い暫くは我慢。糸がふけたのを頼りにボトムを確認してシャクリを入れる。しかし当たらない。

偵察のアカイカだったのかと諦めかけていた時、シャクった瞬間に重みが乗った。キュンキュン引っ張られて上がってきたのはアオリイカの新子。これはリリースサイズ。

本命のアカイカ登場

アオリイカが入って来たことで、間違いなくイカが入っている事は確認できたので、丁寧にレンジを探すことが優先と感じて再びキャストを繰り返す。しばらくするとトロリと潮が左手方向に流れ出した。

するとまたシャクリでイカがヒット。アオリイカに比べて引きは小さいがヌッと浮上した個体は明らかなアカイカ。やっと釣れたと安心。リレーフィッシング成功である。

そこから怒涛の連続ヒット。2投に1回ペースでアタリそのうち上手く乗せれたのは3匹。サイズはバラバラであったが短い怒涛のラッシュとなった。

潮が止まる直前の8時30頃、ラストを飾ったのは新子サイズのアオリイカ。秋の終わりに再会出来る事を祈念してリリース。アジもイカも良く釣れた週末の午後であった。

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<福岡崇史/TSURINEWSライター>