アウディが上級プレアミムSUV「Q7」に3リットルV6ディーゼルターボエンジンを搭載した「Q7 50TDIクワトロ」シリーズを新規にラインアップ。TDIモデルの日本導入を記念した特別仕様車「Q7 Black Style PLUS」も125台限定で発売

アウディ・ジャパンは2023年9月20日、上級プレアミムSUVのQ7にTDIモデルを新設定し、同日より発売。合わせて、TDIモデルの日本導入を記念した「Q7 Black Style PLUS(ブラックスタイルプラス)」を125台限定でリリースした。

アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲アウディQ7・50TDIクワトロ 価格:8SAT1042万円 全長5065×全幅1970×全高1735mm ホイールベース2995mm 車重2200kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.6km/リットル 写真のボディカラーはミストブラックメタリック、『CAR and DRIVER』より引用)

車種展開および車両価格は以下の通り。

50TDIクワトロ:1042万円

50TDIクワトロ Sライン:1098万円

Black Style PLUS:1156万円

アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲アウディQ7・50TDIクワトロ Sライン 価格:8SAT1098万円 価格:8SAT1020万円 全長5065×全幅1970×全高1705mm ホイールベース2995mm 車重2230kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費11.6km/リットル 写真のボディカラーはマタドールレッドメタリック、『CAR and DRIVER』より引用)

日本向けのQ7としては初のTDIモデルとなる50TDIクワトロ・シリーズは、パワーユニットに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ最新のTDIエンジンである2967cc・V型6気筒DOHC24Vコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラー付ターボユニットを搭載。圧縮比は17.0:1に設定し、最高出力は272ps/3500~4000rpm、最大トルクは600Nm(61.2kg・m)/1750~3000rpmを発生する。また、トランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを配し、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用した。一方で前後5リンク式の懸架機構には、コイルスプリングの標準サスペンションのほかに、車高調整が可能なエアスプリングと減衰力を連続的に調整できるショックアブソーバーを組み合わせたアダプティブエアサスペンションを設定。シューズは50TDIクワトロに8.5J×19アルミホイール5Vスポークデザイン+255/55R19タイヤを、50TDIクワトロ Sラインに9J×20アルミホイール5パラレルスポークデザイン+285/45R20タイヤを装着する。また、エクステリアにはQモデル用にデザインしたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやマトリクスLEDヘッドライトおよびダイナミックターンインディケーター、LEDリアコンビネーションランプおよびダイナミックターンインディケーター、アルミニウム製ルーフレールなどを標準で装備した。

アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲パワーユニットには48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ2967cc・V型6気筒DOHC24Vコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラー付ターボユニットを搭載。最高出力は272ps/3500~4000rpm、最大トルクは600Nm(61.2kg・m)/1750~3000rpmを発生する、『CAR and DRIVER』より引用)

インテリアについては、12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットや、インフォテインメントおよびナビゲーションを司る上段の10.1インチアッパースクリーンと空調や文字入力などを司る下段の8.6インチロワースクリーンで構成したMMIタッチレスポンス、Audi connectおよびAudi connectセーフティ&サービス、4ゾーンデラックスオートマチックエアコンディショナー、マルチカラーアンビエントライティングといった先進機構を標準で採用。また、2/3/2名乗車の3列式で構成するシートは、50TDIクワトロにパーシャルレザーを、50TDIクワトロ Sラインにバルコナレザー(S lineロゴ入り)を張った。

アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲2/3/2名乗車の3列式で構成するシートは、50TDIクワトロにパーシャルレザーを、50TDIクワトロ SラインにS lineロゴ入りバルコナレザー(写真)を張る。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

特別仕様車の「Q7 Black Style PLUS」の概要に話を移そう。ベース車は50TDIクワトロ Sラインで、内外装にはブラックAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ(ブラックAudi rings/ブラックスタイリング/エクステリアミラーハウジング ブラック/ブラックルーフレール)やプレミアムパッケージ(HDマトリクスLEDヘッドライトAudiレーザーライトパッケージ/エクステンディッドアルミニウムブラック&ブラックグラスルックコントロールパネル/プライバシーガラス)を標準で採用。また、10J×22アルミホイール5Vスポークスターデザイン アンスラサイトブラックポリッシュト(Audi Sport)+285/35R22タイヤとスカンジウムグレーのコントラストペイントを特別装備する。ボディカラーは上質で洗練されたグレイシアホワイトメタリックで彩った。

アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲アウディQ7・Black Style PLUS 価格:8SAT1156万円 ボディカラーにはブラックのコントラストパーツが映えるグレイシアホワイトメタリックを採用。販売台数は125台限定、『CAR and DRIVER』より引用)
アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲10J×22アルミホイール5Vスポークスターデザイン アンスラサイトブラックポリッシュト(Audi Sport)+285/35R22タイヤとスカンジウムグレーのコントラストペイントを特別装備、『CAR and DRIVER』より引用)
アウディのフルサイズSUVのQ7にTDIモデルを初設定
(画像=▲エクステンディッドアルミニウムブラック&ブラックグラスルックコントロールパネルやプライバシーガラスを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

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