安眠できる日が来るのはいつか
その一方で「夫は私にたくさんの勇気を与えてくれました」とルーさんは献身的な夫に感謝している。
「毎晩、彼は私に、落ち着いて目を閉じて寝るようにアドバイスしてくれます。しかし私には眠ることができません。彼が寝ている間、私はなぜ全く眠れないのか疑問に思い病院に行ってみることにしました」(ルーさん)
その後、ルーさんは検査のためにクアンガイ省精神病院を訪れ、医師は彼女が重度の不眠症であると診断したという。
医師はルーさんに薬を処方し、それを飲むと副作用で歩くことができないほど足が痛くなったにもかかわらず、どうしても眠りたくてしばらく投薬を続けた。しかしその薬は法外に高価で、副作用も我慢できなくなっため、数カ月後には服用を中止せざるを得なくなったという。
ルーさんの隣人は10年前に初めてルーさんから不眠症について打ち明けられ、それ以来ずっとそのことについて話を聞かされていると語った。長いつき合いであるというこの隣人の女性はルーさんが真実を語っていることに何の疑いも持っていない。

ベトナム人の不眠症患者である彼女は、自分の症状について前向きな姿勢を保っているが、関節の痛みや腹痛などの多くの健康上の問題を抱えており、これらの症状は慢性的な睡眠不足に関連しているのではないかと考えているという。しかしルーさんはいつか再び普通の人のように眠れるようになるという望みを捨ててはいない。ルーさんにぐっすりと安眠できる日がすぐにでもやって来ることを願うばかりだ。
参考:「Oddity Central」ほか
文=仲田しんじ
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提供元・TOCANA
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