日本代表MF遠藤航は先月、ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルトからプレミアリーグ(イングランド1部)リバプールへ完全移籍。リバプール率いるユルゲン・クロップ監督のもとで、昨年夏までプレーしていたMF南野拓実(現ASモナコ)とのやり取りについて語っている。
遠藤は2019年8月から5シーズンにわたりシュツットガルトでプレー。2021/22シーズンからキャプテンを任せられると、2シーズンつづけてリーグ戦ほぼ全試合でプレーし、チームをブンデスリーガ残留に導いていた。
このシュツットガルトでの活躍ぶりが評価され、先月18日にリバプールへの完全移籍が正式決定。今季ここまで十分な出場時間を確保できていないが、それでもクロップ監督は「重要な選手」と信頼を寄せている。
そんな遠藤は今月下旬、クラブ公式インタビューに登場。リバプール加入直後に南野に連絡したことを明かした上で、会話内容について以下のようなコメントを残している。
「彼は僕のリバプール加入を祝福してくれましたね。リバプールがどのようなクラブなのかといったことについても話しました。具体的なアドバイスはしてくれませんでしたが、『おめでとう、リバプールにも日本人スタッフがいるよ』と言ってくれましたね」
また遠藤は特に感銘を受けたチームメイトにGKアリソン・ベッカーの名前を挙げると、「今まで様々なゴールキーパーと一緒にプレーしてきましたが、彼のシュートを止める能力は素晴らしいですね。もちろん前線の選手の技術はとても高いですし、他の選手も高い技術を持っていますけど、アリソンのシュートストップは見事です」と語っている。
なお南野は2020年1月、オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクからリバプールへ完全移籍。しかしリバプールでは出場機会に恵まれず、2021年1月にサウサンプトンへレンタル移籍。2020/21シーズン終了後にリバプールへ復帰したが、2021/22シーズンもプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで先発出場がほとんどなかった。それでもカラバオカップでは5試合の出場で4ゴールをマークと結果を残していた。