きす、穴子、エビなど、揚げたての天ぷら、最高でした。特にイカは大きいのに、柔らかで食べやすかったのは、包丁を丁寧に細かくいれているからでしょうね、と友人と話していました。野菜はズッキーニがありました。

揚げたての天ぷら。右がとても柔らかで食べやすかったイカ。

ズッキーニ
天ぷらを食べていると、船の窓越しにライトアップされた橋や、高層マンション、スカイツリーや、東京タワーも見えて来ました。

映り込みがあるけど、橋はライトアップされて綺麗。
天ぷらを食べ終わったあたりで、2つのグループに分かれて、デッキに案内されました。デッキには用意されたスリッパで上がります。お台場の真ん中なので、近くにレインボーブリッジ、反対側にきらびやかな、ホテルや商業施設が見えます。クリスマスツリーの様なかたちの、キラキラしたツリーも見えました。やっと落ち着いて、写真を撮ることが出来ました!

デッキからのレインボーブリッジ

デッキからのフジテレビ、ホテルなど。お台場の真ん中にいるのが分かります。
帰りは、はとバスのガイドさんの、晴海埠頭や晴海フラッグの説明を聞きつつ、窓からの景色を見ながら、〆のご飯とデザートの時間です。ご飯茶碗に少なめのご飯と、温かいアサリのすまし汁が運ばれてきました。この屋形船の、名物だそうです。
最初にご飯をそのまま食べて、すまし汁も飲んでみて、その後、ご飯にすまし汁をかけて、お茶漬けのようにして食べてみてください、ということでしたので、その通りに。アサリの出汁が効いて、美味しかったです。
デザートは、メロンと大きなブドウ。
この屋形船は、北斎という名前がついていて、お料理の下に敷かれていた、ランチョンマット的な紙には、北斎の絵。そのほか、船内の色々な場所に北斎の絵をアレンジしたものが展示されていて、江戸情緒を感じます。

お料理の下に敷かれていたシート
乗船人員132名までで、国内最大級だそう。掘りごたつ式なので、疲れません。トイレは4カ所で、女子トイレはベビーベッド付き。
私は、ベルトラというオプショナルツアーのサイトから予約(12,800円税込)したので、東京駅丸の内南口からはとバスで乗船場まで行きましたが、屋形船深川富士見のサイトから予約する場合(11,000円税込から)は乗船場までは直接アクセスが必要です。
最後に女将さんの音頭で、ヨーっと、三三七拍子で皆んなで、手拍子をしたのですが、その後のご挨拶のなかで、「お客さんは、どこからいらっしゃいましたか?」と皆さんに聞いていました。国内は、遠いところでは沖縄という声が、海外は中国とイスラエルから、私は、自由が丘からと近くで少し申し訳ない気持ちでした。目黒区からですと言う方々もいらしたので、はとバスでも私達のように、東京の人々も参加していたようです。
3時間ちょっとの旅ですが、近場でこんなに満足できる場所はなかなかありません。はとバスのガイドさんは、桜の時期の屋形船も絶景が楽しめますよとおっしゃっていたので、また参加してみたようと思います。
以前、屋形船に乗ったのは、会社勤めしていた頃で、上司や気を遣う部署の同僚と一緒で、苦手なカラオケがあったり、あまり楽しめなかった記憶があります。
以前は貸切だけで、気軽に参加できる乗合プランが無かった気がします。今回は、美味しいものが好きな友人と2人で参加でしたので、とてもリラックスして景色もお料理も味わうことができました。乗合プランは、1名からでも参加できるそうです。
ぜひ、気の合うかたと参加してみてください。接待の場合も、すこし目先が変わっていて、海外からの方も喜ばれるかもしれませんね。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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