後半は我慢の釣り

しかし、その後は潮が流れなくなって大苦戦。いろいろなポイントを探るが、今ひとつ。そこで、9時少し前に大移動。今度の水深は約30m。少し浅くなって釣りやすくなる。すぐに左舷ミヨシでソゲが上がるが、潮流れ悪く、我慢の釣りが続く。

40分ほどして左舷ミヨシ2番の三人組のなかの柴崎茂之さん(木更津市)にアタリ。10年来の常連で、うれしい1尾だ。

部分解禁直後の外房大原沖ヒラメ釣りで2kg級頭に本命好捕【大吉丸】大原沖でうれしい1尾(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

結局、潮が流れず好転しないまま沖上がりとなったが、同沖のヒラメ狙いはこれからが本番。秋の深まりとともにイワシの回遊が多くなり、それを追った渡りの大ビラメが釣れ始まるまでもう少し。晩秋から冬場にかけて狙う水深も浅くなり、5mや6mの極浅場で大ビラが期待できる。

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<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
大吉丸
出船場所:大原港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年9月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。