「上げ膳据え膳」の類義語

「上げ膳据え膳」とはどんな意味?その由来は、旅行中や帰省時に経験あるかも??
(画像=『FUNDO』より 引用)

「上げ膳据え膳」の類義語としては、「至れり尽くせり」や「下にも置かない」などがあげられます。
それぞれどのような意味の言葉なのかを見ていきましょう。

至れり尽くせり

「至れり尽くせり」は、十分に心を込めて対応すること、すべてに細かく配慮が行き届いていることを意味します。
「至れり」が最高の状態に至っていることを、「尽くせり」は最善を期していることをあらわしています。

サービスなどが完璧に提供されていて、申し分ない状態にあることを指している状況を指して用いられます。

下にも置かない

「下にも置かない」は、とても丁寧なもてなしを意味します。
物に対してなら、非常に丁重に取り扱っていることとなります。

ここで言う「下」とは「下座」のことです。
格上の人や目上の人を「上座」につき、立場が下なら「下座」に座ります。

「下にも置かない」は、相手を下座につかせることなくもてなすという様子からきた言葉となるのです。