佐賀県にあるサウナの聖地が、新たな1歩を踏み出す。サウナシュラン殿堂入りの「らかんの湯」が、新たなサウナづくりに向け、応援購入サービス「Makuake」にてプロジェクトを実施中。

リターンには、12月15日(金)にオープンする薬草スチームサウナ&水風呂の「VIP入浴券」をはじめ、通路の壁に名前が記載される「応援プラン」や、大浴場の「貸切プラン」などが用意されている。

また、昨年12月に焼損してしまった薪サウナ棟が、2024年3月16日(土)に復活する予定だ。

ととのいエリアと豪華で美しい日本建築を融合

約15万坪もの池泉回遊式庭園「御船山楽園」の懐深くにたたずむ「御船山楽園ホテル」は、豪華で美しい日本建築や四季折々の九州食材を活かした絶品料理、サウナ付きの大浴場「らかんの湯」などを特徴とする。

2019年から順次新設されたサウナは、御船山の天然水を使ったセルフロウリュや武雄温泉の源泉を冷却した水風呂、サウナ用に焙煎・抽出したオリジナルのほうじ茶などを備え、サウナシュランで3年連続グランプリを獲得。栄誉ある殿堂入りを果たし、サウナの聖地として全国に知られている。

循環の輪を未来へとつなぐ薬草スチームサウナ

新設される薬草スチームサウナでは、地元の人々が近郊で採取し、日々の生活に役立てたり、道の駅などで提供したりしている薬草を利用する。

調合は佐賀県嬉野市の茶師・松尾俊一さんが行い、四季折々にブレンドした薬草の香りや成分を蒸気とともに室内に充満させ、デトックス作用を促進させる。

男湯の薬草スチームサウナは、“黒”を基調としたシンプルなつくり。昼は薬草の蒸気と壁面から差し込む太陽光、夜は最小限のライティングで幻想的な空間を演出する。

また、薬草の色を模した水風呂を、土の地層が見える地下空間に新設。水深は浅めで、横になった状態で入浴するスタイルを採用している。

一方、女湯の薬草スチームサウナ&水風呂は、”白”を基調とした柔らかな空間に仕立てられている。

同ホテルの男湯と女湯は、時間帯による入れ替え制(15:00~24:00/6:00~10:30)を採用。日帰り入浴にも対応している同ホテルだが、宿泊すれば両方を満喫することができる。彼女と一緒に、サステナブルな癒しの時間を楽しむのも悪くないだろう。

御船山楽園ホテル
所在地:佐賀県武雄市武雄町武雄4100
アクセス:JR佐世保線「武雄温泉駅」よりクルマで約5分、長崎自動車道「武雄・北方IC」より嬉野方面へ約5km

(zlatan)