VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、今月23日に行われたブンデスリーガ(ドイツ1部)第5節のバイエルン・ミュンヘン戦で先発出場。チームが0-7で敗れると、韓国メディアは韓国代表DFキム・ミンジェのパフォーマンスを称賛した上で、浅野を厳しく評価している。
浅野は今季もすでに2ゴールを決めるなど、ボーフムの主力選手として活躍。しかしバイエルン戦では前半から防戦一方の試合展開となったこともあり、攻撃面で持ち味を発揮できず。前半から立て続けにゴールを奪われる中、5点ビハインドの68分にピッチを後にした。
すると韓国メディア『SPO TV』は「キム・ミンジェが日本代表選手の浅野拓磨を完璧に封じた」と見出しをうち、「浅野は今月の国際親善試合ドイツ戦でゴールを決めた。しかしキム・ミンジェの前では何もできず、シュートも放てなかった。特に後半21分にはキム・ミンジェとの競り合ったが、フィジカル勝負でキム・ミンジェを押し出せず、悔しさをあらわにしていた」と伝えている。
また同メディアは、サッカー専門サイト『FotMob』の採点を紹介。キム・ミンジェが10点満点中「8.0」だったのに対して、浅野が「5.6」と低評価だっただけに、「今回の対戦では、キム・ミンジェの完勝だった」と締めくくっている。
なおボーフムは、バイエルン戦でシュート4本しか放てず、枠内シュートに至っては1本。昨季ブンデスリーガ王者の前に地力の違いを見せつけられた格好だ。