小さな誘いで連発
写真を撮り終えて、私も釣りを再開。やや高いタナではサバフグが多かったので、底中心に小さな誘いと短めのステイで食わせの間を作る。この釣り方で、ときに1投1尾というハイペースで数を重ねることができた。リリースサイズは交じる程度。中型がメインの状況で、釣り応え十分。
釣魚の扱い
釣れ続くと夢中になってしまうが、その状況に船長から注意喚起。「釣れたフグは、バケツに入れっぱなしにしないで、クーラーでしっかりと冷やし込んでくださいね。帰ってから美味しく食べるためにも扱いはキチンとしてください」というアナウンスを何度も流していた。
全員安打
高活性な状況は続き、船長はすでにオデコがないことを確認。エサの消費も激しいこともあり「釣果は十分だと思いますので、11時半で早上がりとさせていただきます。どうぞご了承ください」とのアナウンス。
中型サイズで釣り応えもばっちり(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
船中釣果は平均30尾
船中釣果は、平均で30尾前後と湾フグとは思えない数字。スソでも10尾と、普段ならトップ釣果の数字。現状の好調さを裏づける一日となった。
下船後は、フグの処理免許を持った船宿スタッフが、可食部分のみに処理する『身欠き』の状態にしてくれるので、持ち帰ってからの調理がとてもラク。
我が家のてっさ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
我が家でもテッサや唐揚げといった定番メニューはもちろんのこと、ユッケや梅肉和え、フグ飯などといったフルコースに舌鼓を打った。
ショウサイフグの唐揚げ(提供:週刊つりニュース関東版APC・田中義博)
群れが大きく今後も楽しみ
釣行当日のような好調日に当たることは稀ではあるものの、現況の東京湾・大貫沖のショウサイフグは群れが大きく、アタリもひん繁。
秋に向けてますます活性は上がってくるだけに、挑戦してみようと思っていた人にはチャンス到来!
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<週刊つりニュース関東版APC・田中義博/TSURINEWS編>
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吉野屋/浦安
吉野屋/浦安
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年9月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。