東京電力系のサービスも

 過去に火災保険の付帯サービスを利用した人に上手な利用方法を聞いた。

・余裕のあるときに保険会社のサービス窓口に電話をして、無料の範囲や追加料金の内容を確認する。また、高額になりそうな時は、応急処置だけでも頼めるのかどうか事前確認もしておく
・分かりやすい場所にサービス窓口の電話番号を貼っておく
・依頼する時は、いつから、どんな場所で発生し、どの程度の水漏れなのかを正確に伝える
・修理の担当が来たら、再度、料金の確認をする
・対応が悪ければ、保険会社に連絡をする

 東京電力エナジーパートナーも、電気機器の故障や、水漏れ、カギ、窓ガラス等のトラブルに対するサービスがある。電気やガスなどの対象となるプランを契約していれば、月額330円で24時間365日受付してもらえる。

 サービス内容は、水のトラブルは90分までの作業は無料、2万円を上限として部品代は無料となる。ただし、すべてが対象とはならない。建物外部、集合住宅共有部、店舗等のトラブル、給排水設備、トイレ以外の箇所のトラブル(エアコン、給湯器、食洗器、温水洗浄便座、ディスポーザーなど)、高圧洗浄等の特殊作業、蛇口、給水管または排水管の凍結を原因とするトラブル、雨どい、ベランダや建物外の排水溝などは対象外となる、

「まさか」は、いつ起こるかもしれない。そんな時に冷静な判断をするためにも、日頃から付帯サービスや特典のチェックはしておきたい。

(文=鬼塚眞子/ジャーナリスト、一般社団法人介護相続コンシェルジュ協会代表)

提供元・Business Journal

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