ニューヨーク地下鉄 コロナ

ニューヨーク市の地下鉄を運営するMTAが、各駅のプラットフォームへのエアコンの導入の検討を開始した。

MTAは声明で「極度の暑さの状況が増えており、今後数十年間で気候変動の影響によりさらなる増加が予想される」と説明。製造メーカーや下請企業からに対して「地下鉄駅、特にプラットフォームの乗客が利用するゾーンを冷却する革新的な方法に関する情報を求める」と呼びかけた。

ニューヨークの地下鉄の夏場の駅構内は、尋常ではない暑さに見舞われる。2018年にシンクタンクが実施した調査では、地上の温度が30度の日、ユニオンスクエア駅で40度を記録した。この日に2番目に高かったのは59st-コロナバスサークル駅で38度、3番目は34st-ヘラルドスクエア駅の37度だった。