ジェイドン・サンチョ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、イングランド代表MFジェイドン・サンチョ(23)の売却を準備しているようだ。イギリス『スター』が伝えた。

 マンチェスター・シティ下部組織出身で2017年に加わったボルシア・ドルトムントでブレイクしたサンチョは、2021年夏にユナイテッドへ完全移籍。コンディション不良などがあった昨季は公式戦41試合で7ゴールの数字を残したが、いまだにドイツ時代の輝きを披露できていない。

 そんなサンチョは今季もここまでプレミアリーグ3試合に出場していたが、ベンチ外となったアーセンル戦後にエリック・テン・ハグ監督が練習でのパフォーマンスが低かったと批判。これに対して、サンチョは「スケープゴートされている」などの反論をしたことにより関係が悪化している。

 サンチョが面と向かって謝罪をすれば、再びチームに迎え入れられると言われているものの、選手サイドがこれを拒否。そのなかで、ユナイテッドは1月の移籍市場で7300万ポンド(約132億6000万円)で獲得した同選手を安価で放出する意思があるようだ。