プレミアリーグで活躍を続けるブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン所属の日本代表MF三笘薫。その活躍を讃え、3月15日に沖縄生まれのラッパー4人(Awich、唾奇、OZworld、CHICO CALITO)による『RASEN in OKINAWA』の歌詞に名前が登場したことで注目を集めていたが、この9月フランス人ラッパーの曲にも使用され話題になっている。
三笘は、プレミアリーグ1年目の昨2022/23シーズンに7ゴール5アシストと結果を残すと、2年目となる今2023/24シーズンもここまで全5試合スタメン出場で3ゴール1アシストを記録。第2節のウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦(9月15日)で挙げたゴールは、8月のプレミアリーグ月間最優秀ゴール賞に選出された。
そんな三笘の名前を歌詞に登場させたのは、セネガル人の父親とイタリア人の母親を持つフランス生まれのラッパーであるフリーズ・コルレオーネ。9月11日に発表した『Ancelotti』という曲の中で表現している。ラッパーが歌詞の中に著名人の名を入れるのには様々な理由があるが、今回は比喩表現の1つとして使われた。
三笘が登場するフック(サビ部分)は以下の通りだ。
「通知なしのブースでは、オレはアンチェロッティのような戦術を持っている/ジョーカーのように絵の中にいて、彼らはポーカープレイヤーよりもだますことが多い/彼らは嘘つきで、神話マニアで、目はしわくちゃで、オレはミトマのようにドリブルで交わす/ニッコロのように中央に位置し、血がピッコロみたいに紫に変わる」
国内のみならず海外でも比喩表現の1つとして使われ、世界中に名が広まっている三笘。今シーズン、ブライトンは欧州大会のUEFAヨーロッパリーグに参戦することもあり、より多くの注目が集まる可能性がある。今後の更なる活躍に期待したい。