アーセナルが、クラブ・ブルッヘに所属するU-21ノルウェー代表FWアントニオ・ヌサ(18)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『エクスプレス』が伝えた。
母国のスターベクでプロキャリアをスタートさせたヌサは、2021年8月にクラブ・ブルッヘへ完全移籍。一瞬の加速力で相手を置き去りにする軽快なドリブルや両足でフィニッシュ可能なシュートセンスを武器に昨季は公式戦36試合に出場していた。
そんなヌサに対して、アーセナルが21日に行われたUEFAカンファレンスリーグのベシクタシュ戦にスカウトを派遣したという。ただ、同選手に関してはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーもこの一戦にスカウトを派遣しており、市場価値は約3000万ポンド(約54億5000万円)と見積もられている。
なお、ヌサに関してチェルシーが今夏に移籍金2300万ポンド(約42億円)のオファーを提示していたことが明らかになっている。当時の状況について「お金がテーブルに乗ってきたんだ。少し違った見方ができる。オファーが届いてから、もう一度話し合う必要があったけど、僕たちは同じ認識を持っていたから、問題はなかったんだよ」と明かしている。