思考を変えて対応する

自分自身のご機嫌取りは、すでにあちこちで色んな人が「自分にご褒美を与える」などの解決法を展開している。自分なりの持論をいうなら「思考を変えて対応する」を勧めたい。

イライラすることがあったら「今自分がイライラしている問題や課題、1年後、10年後も覚えているだろうか?」と自問するのだ。ほとんどのイライラ原因は些細なことである。1年後どころか、3日後には忘れてしまうことも多いだろう。そんな小さなことで人生をイライラ過ごすのはもったいない!という考え方である。

社会にはイライラする人がたくさんいる。もしかしたら、本人にはイライラするのも無理からぬ事情があるかもしれない。だが厳しいことをいうと、他人に機嫌を取ってもらうようでは精神は未熟な子供と言わざるを得ない。イライラを撒き散らされる周囲には迷惑でしかなく、仕事をする上でこれをされると組織全体の労働生産性の低下にもつながるからだ。大人なら自分のご機嫌くらい自分で取れるようになってもらいたいものである。

 

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