モディ首相は州首相時代にイスラム系住民の虐殺に関与したとされており、それに対する反発で米国政府から10年近く入国禁止措置の対象になっていました。

インド国内で非ヒンズー教徒への弾圧が強まっているという懸念もあります。それが国内だけではなく、今回のように国外にも及ぶことはインド政府に批判的な外国人にとっても危険を伴うことです。

今回の事件は中国を抑止するためにインドとの接近を試みるバイデン政権の計算を狂わせるのでしょうか?

これを機に西側諸国がインドと距離を取り始めたら、中国やロシアにとって有利な国際情勢が成立する可能性も。

インド政府がカナダ国内で暗殺を実行したことを示すエビデンスの開示が待たれます。

トルドー首相とモディ大統領 同首相HPより

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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