アルトゥール・フェルマーレン 写真:Getty Images

 バルセロナが、ロイヤル・アントワープに所属するU-21ベルギー代表MFアルトゥール・フェルマーレン(18)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。

 アントワープ下部組織出身のフェルマーレンは、昨年8月にトップチームデビュー。高いボール奪取能力や卓越したボールコントール、パス精度を兼ね備えており、今季はアンカーとセントラルMFを主戦場にここまでの公式戦10試合に出場して2アシストを記録している。

 そんなフェルマーレンに対して、バルセロナのスカウト陣はほぼ1年間にわたって動向を追っているという。すでに3度のスカウトを派遣しているバルセロナはまだ決定的な決断はしていないものの、獲得を検討しており、クラブ内では前向きなようだ。

 ただ、同選手には若手育成に定評のあるボルシア・ドルトムントも視線を注いでいるとのこと。また、アントワープは2026年夏までの契約を結んでいるベルギー人MFに移籍金2000万ユーロ(約31億5000万円)を求めているようだ。