日本酒好きの彼女なら、前のめりで誘いに乗ってくるかもしれない。

創業360年以上の老舗酒造「笹一酒造」と、グランピングリゾート「星のや富士」のコラボが今冬も実現。山梨県ならではの日本酒の魅力を学べる、2泊3日の特別な滞在プログラム「山麓のSAKE滞在」が開催される。

定員は1日1組というエクスクルーシブ感のある設定で、開催期間は12月1日(金)から2024月2月29日(木)まで。参加受付は、「星のや富⼠」の公式サイトにて11月下旬から始まる予定だ。

呑み比べだけに留まらない「山麓のSAKE滞在」

2,000mから3,000m級の秀峰に囲まれている山梨県は、複数の⽔系を有し、構成するミネラル分の違いによって個性豊かな日本酒を生みだしている。

昨年も好評だった同プログラムでは、GI「⼭梨」に指定された日本酒の呑み比べだけではなく、仕込み水の水源を辿るショートトレッキングや酒蔵見学、「鶏の酒鍋」や「⽢酒粥」といった日本酒を活用した食事も楽しむことができるのだ。

日本酒の魅力を五感で堪能できるプログラム

2泊3日の滞在プログラムは、グランピングマスターから学ぶ「始まりのひととき」からスタート。仕込み水の⽔系が異なる3種類の日本酒を異なる酒器で味わい、翌⽇以降の体験へと気持ちを⾼めていく。

2日目は、御坂⽔系に位置する「母の白滝」まで、往復1時間ほどのショートトレッキングへ。昼食は「笹⼀酒粕ほうとう」を堪能し、その後の酒造見学では、笹⼀酒造の杜氏から日本酒づくりのこだわりを聞き、酒母(しゅぼ)が入った樽をかき混ぜる「櫂(かい)入れ」を体験する。

そして、夜には特別夕食の「鶏の酒鍋」をメインに、冷酒や熱燗など異なる温度の日本酒とのマリアージュが楽しめるのだ。

3日目の特別朝食では、⽇本酒づくりに使⽤される酒⽶や酒粕を使⽤した「⽢酒粥」が、カラダとココロを癒してくれる。

日本酒の魅力を五感で堪能できる「⼭麓のSAKE滞在」。日本酒の奥深いストーリーを知れば知るほど、1杯1杯が五臓六腑に染みわたることだろう。

⼭麓のSAKE滞在
開催期間:12⽉1⽇(金)~2024年2⽉29⽇(木)
場所:星のや富⼠
所在地:⼭梨県南都留郡富⼠河⼝湖町⼤⽯1408
アクセス:新東名高速道路「新富士IC」より約70分、東富士五湖道路「河口湖IC」より約20分
料⾦:85,910円〜/人(税・サービス料込、宿泊料別)
含まれるもの:始まりのひととき、ショートトレッキング、送迎、笹⼀酒造での昼⾷、酒蔵⾒学、特別夕食&朝食

(zlatan)

GI(Geographical Indication)とは、国税庁から指定された産地が、独占的に産地名を名乗ることができる地理的表⽰のこと