こんにちは。川上です。
人吉市にある「永国寺(えいこくじ)」は、幽霊の掛軸があることから『幽霊寺』とも呼ばれています。
とても有名なお寺なんですが、実は1度も行ったことがない…。
幽霊が苦手なので、絶対に行きたくない!と思ってました…(幽霊見たことないけど)
しかし厳しい残暑の中、ちょっとでも涼しくなりたいと思って勇気を出して行ってきました。
目次
人吉市にある曹洞宗の寺院「永国寺」
幽霊の掛軸がある本堂
人吉市にある曹洞宗の寺院「永国寺」
今回やってきたのは人吉市の「永国寺」。応永15年(1408)年に創建された曹洞宗の寺院です。温泉旅館が並ぶエリアからも近く、人吉城跡からも車で5分程度の場所にあります。ナビに従って車を走らせると、町並みの中にお寺が出現します。
立派な門は重厚感があり、歴史を物語っているかのようです。金剛力士像も迫力満点。
お寺の敷地はとても広く、五重石塔や肥後三十三観音などもあります。
「永国寺」は、西南戦争の際に田原坂で敗れた西郷隆盛が本営とした場所だそう。西郷本営跡碑もありました。
幽霊の掛軸がある本堂
本堂には自由に入ることができます。焼失した後、明治24年に再建、さらに平成29年に改築されました。
中には、あの幽霊の掛軸のレプリカが常時展示してあるので、時間内であればいつでも見学できます。どきどき。
本堂はとても明るく、きれい!
そして、中をぐるーっと見回すと見つけました!
幽霊の掛軸!
この掛軸は、永国寺を開山した実底超真和尚(じっていちょうしんおしょう)が描いたものと言われているそう。永国寺が焼失した際に寺宝などが燃えましたが、その中で残っていたものの1つだそうです。
ちなみに実底超真和尚は先日ご紹介した「鳳儀山 石水寺」を開山した方でもあります。
ずっと怖いと思っていましたが、明るい時間に行ったからか不思議と怖さはありませんでした。むしろ、その時代の作品を見れることにちょっとした感動さえ覚えます。