■ デザイン
IONIQ 5 Nのエクステリアは、コントラストを効かせたブラックのトリムパーツやウィング・タイプのリヤスポイラーなど、標準モデルに比べてスポーツ性を強調し、サーキット走行のポテンシャルを最大限に引き出すのだ。

ヒョンデ ドイツで開発した高性能スポーツEV「IONIQ 5 N」のワールドプレミア WRCからのフィードバックで誕生 vol.2
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

この5Nモデルは、標準のIONIQ 5に比べ、全高が20mm低くなり、ワイドタイヤを装着するためにトレッド幅が50mm拡大、ディフューザーを装備することで全長も80mm長くなっている。

フロントには、エアカーテンとエアフラップを備えたメッシュのグリルとし、冷却効果を向上。バンパー下部にはリップスポイラーが配され、パフォーマンスへのこだわりを表現している。ブラックのフロントバンパーカバー下部のEV N専用「ルミナスオレンジ」は、サイドスカートにも続き、IONIQ 5Nがサーキットでも映えるようになっている。

ヒョンデ ドイツで開発した高性能スポーツEV「IONIQ 5 N」のワールドプレミア WRCからのフィードバックで誕生 vol.2
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

タイヤは275/35R21サイズのピレリP-ZEROハイグリップタイヤを装着。21インチ鍛造アルミホイールと組み合わされている。

リヤは、N専用のウィングタイプのスポイラーとオレンジのアクセントを効かせたリヤディフューザーを装備し、最適な空力性能をサポートしている。

ヒョンデ ドイツで開発した高性能スポーツEV「IONIQ 5 N」のワールドプレミア WRCからのフィードバックで誕生 vol.2
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

インテリアは、ステアリングホイール、シート、ドアスカッフパネル、メタルペダルなどにNブランドのデザインを採用しNファミリーであることを明確にしている。

新デザインのNステアリングホイールにはNのロゴを配し、その両脇にはドライバーの好みに合わせてドライブモードを設定するNボタンを配置。3時の位置に配置されたN ブーストボタンは、瞬時に直感的に操作でき、加速とドライビングの楽しさを最大限に引き出すのだ。

ヒョンデ ドイツで開発した高性能スポーツEV「IONIQ 5 N」のワールドプレミア WRCからのフィードバックで誕生 vol.2
(画像=『AUTO PROVE』より引用)

■ 主要諸元
・モーター出力 フロント:226ps リヤ:383ps 総合出力:609ps(ブースト時は650ps)
・バッテリー容量 84kWh ・充電 350kW対応 充電時間は10%〜80%まで18分間
・ボディサイズ 全長4715mm、全幅1940mm、全高1585mm、ホイールベース3000mm
・タイヤ ピレリPゼロ 275/35R21
・動力性能 0-100km/h加速:3.4秒(ブースト時)最高速度:260km/h

提供・AUTO PROVE

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