実際に八ヶ岳暮らしで感じたこと
実際に八ヶ岳でフルリモートで働いてみて、なんら不自由がないことに驚きました。そして、どれだけ自分が都会に染まっていたのかとも感じました。毎日、会社に行って同僚たちと飲んで帰る。同僚が高級時計を買えば自分も時計がほしくなる。新しい服がほしくなる。新しいカバンがほしくなる。
もちろん、それって楽しいことです。でも都会って「楽しいこと=お金を使うこと」なんですよね。
八ヶ岳だと、そんなにお金を使わなくてもハッピーに暮らせるんです。こちらで暮らすようになって、いろんな人と出会いました。そして不思議と八ヶ岳で暮らしている人って、みんな幸せそうなんですよね。多分、好きな土地で好きな仕事で暮らしているからなんだと思います。
毎日の自然の移り変わりと八ヶ岳グルメがあれば十分ハッピー。コロナ禍でそれに気づいたんです。毎日のように他人と会うわけでもないので新しい時計もカバンもなくてもいいんです。結局、他人と比べていただけなんじゃないかな、って思います。
八ヶ岳暮らしで得たものと手放したもの
八ヶ岳で暮らすってことは、これまでの生活から変化するってことです。変化には必ず得るものと手放すものがあります。
新しく得たものはデジタルでスローな暮らしです。ホント毎日楽しいですよ。
一方で手放したものは、夜の街の楽しみかなあ。都会で働いていた頃は、ほとんど毎日飲み歩いていましたからね。つい二軒目、三軒目とハシゴして終電を逃しタクシーで帰る、なんてこともありました。
あと他人と比べる気持ちも減りましたね。もちろん八ヶ岳にだって僕よりお金持ちはいるし、僕より成功している人もいます。でも今は自分がハッピーなら、他人がどうであれ、それでいいんじゃないかな、って感じです。