生き馬の目を抜く法曹界での“勝負服”を、ダークスーツからランジェリーに着替えた女弁護士がいる。本人にとっても意外なことにその大胆な“衣装チェンジ”で法律相談が殺到するようになったというのだ――。
セクシー稼業に転身した女弁護士
ブラジルの弁護士、デニース・ロッチャ氏(39歳)は数カ月前に顧問弁護士の仕事を辞めて大胆な転身を図った。弁護士の仕事はいったん棚に上げて、なんとセクシー路線に舵を切ったのである。

「The Sun」の記事より
かつては「リアリティ番組」にも出演したことのあるデニース・ロッチャ氏は、弁護士業のかたわらでモデル業にも取り組み、 2012年に「プレイボーイ」誌の表紙を飾っている。
経済的に浮き沈みのある人生を送ってきた彼女だったが、弁護士としての活動をいったん保留し、これまで以上にセクシー路線へと舵を切り、サブスクリプションプラットフォームである「オンリーファンズ(OnlyFans)」でセクシーなショートムービーや画像を提供することにしたのだった。
これに先駆けてロッチャ氏はなんと総額4000万円以上をかけて、3回の豊胸手術、2回の鼻の整形手術、1回の脂肪吸引を受けたのである。
彼女のこの目論見は功を奏し、なんと月収は約1300万円ほどに急増したのだった。この金額は雇われ弁護士時代の月給の90倍であるという。
投資した美容整形の費用を取り戻す目途がすぐに立ち、ひとまず大成功を収めた彼女だったが、そこには思わぬ展開も待っていた。なんと、とある筋からの法律相談が急増したのである。
セクシーな動画や画像を配信している彼女が弁護士であることを知ったファンからの離婚裁判の相談が1日に70件も来るようになったのだ。相談をもちかけてくる者の多くは、現在浮気や不倫をしていて妻と別れたいと考えている中高年男性である。
「私は弁護士としてのキャリアをあきらめていませんでした。事実、浮気をしている配偶者を弁護するよう毎日70件以上の依頼を受けています。私はこの問題の専門家と呼ばれています」(ロッチャ氏)

「The Sun」の記事より
離婚裁判専門の弁護士への道が拓ける
またある購読者はこのオンリーファンズの閲覧が妻にバレて、離婚訴訟に持ち込まれているのだと説明したという。
「彼は私の弁護士としての名声を聞いて、この状況を解決できるのは私だけだと言いました」(ロッチャ氏)
ブラジルの法律は単純な不倫や不貞を犯罪とは見なしていないのだが、それにまつわる嘘や詐欺は当然ながら罪となる。
「もし反逆罪が証明されれば、不倫した配偶者は慰謝料を受け取る権利がなくなります。不貞のケースは何千件もあり、何年にもわたって増加する傾向があるようです。裏切られた女性と男性から1日に来る相談のメッセージの量からわかります」(ロッチャ氏)

「The Sun」の記事より
セクシーな動画や画像の投稿に加えて、プラットフォーム上の法律相談サービスだけで月に約260万円ほどの収入を得ているという。セクシー路線に舵を切って成功を収めただけでなく、本業のほうでも新たなキャリアを築くことになったのである。
大金を投じて美容整形を受けてある意味で賭けに出た彼女は見事にチャンスをものにしたことに加えて、1度は諦めかけていた本業のほうでも意外な展開で新たな道が拓けることになった。何歳になっても人生では何が起こるかわからないものである。
参考:「The Sun」「Band.com」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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