スポーツ観戦や映画館のフードとして、あるいは手軽なランチとしても、ホットドッグは人気のあるメニューだ。ホットドッグの素晴らしさは味に加えて、その食べやすさにあるだろう。この特徴的な円筒形はどのようにして作られるのか、あまり考えたことがない人も多いのではないだろうか。
YouTubeに公開された「How It’s Actually Made」という動画が、ホットドックの製造工程を紹介してくれている。その様子はとても食欲をそそるものではないのだが、嫌悪感よりもむしろ「ホットドッグを食べたくなった」という視聴者の声が多く寄せられている。
まず豚、牛、鶏の「肉の切り落とし」が集められ、挽き肉にされていく。あの食欲をそそる肉の赤さがまったくなく、この場面だけを見させられたら、ゴミ処理場の映像だと思われても仕方ないかもしれない。かなり脂身を含んでいるのか、ずいぶんと白っぽミンチだ。


そこに食用でんぷん、塩、その他の調味料、コーンシロップ、水などが加えられ、大きな桶の中で混ぜ合わされていく。これは「材料を分散させ」、ホットドッグを「よりジューシーに」するための工程だというが、その色と形はまさに泥。粘土をこねているのではないかと錯覚してしまう。


さらにそこから、肉の混合物を乳化していき、どろりとしたバッター液のような肉の混合物が完成。ここから「チューブ詰め」の工程に移る。液状の肉は1本1本きれいにパック詰めされ、チェーン状に繋がったホットドックが次々と調理される。
熱を冷ましたら検品作業を経て、ホットドックとして消費者の胃の中に運ばれていく……。


食欲をゴッソリそがれるような映像だったが、面白いことに視聴者にはまったくと言ってよいほど影響を与えなかったようだ。
「動物の一番汚い部分をおいしく食べることができるなんて、最高だ。効率的だし、廃棄物も減らせるし、かなり天才的だよ。」 「これを『グロい』と思う人もいるかもしれないけど、この貴重な動物たちが無駄にならず、彼らの肉を1オンスでも使い切ることができてうれしいよ。」
「みんな、これがどんなに嫌なことか文句を言っているが、本当は、屠殺された動物から無駄になるはずの部分を取り出して、大衆が消費できるおいしいものに奇跡的に変えただけなんだ。」
「正直言って、ホットドッグが食べたくなってきた」と言う人もいる。」
「これは素晴らしいし、お腹が空いてきたよ。ホットドッグが食べたくなった。」
この映像を見て食欲がそそられるかは別の話だが、確かに廃棄するような肉片を有効的に活用している点は素晴らしいことだろう。
参考:「LadBible」「YouTube」ほか
文=S・マスカラス(TOCANA編集部)
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提供元・TOCANA
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