エルターナルは、コンサルティングを手掛ける天台宗の大本山・寛永寺において、9月16日(土)より、同社がプロデュースする、開山堂初の限定切り絵御朱印「秋の開山堂」の授与を開始した。
今回の切り絵御朱印は、寛永寺を創建した天海大僧正と厄除けを広めたことで知られる良源大僧正を祀る「開山堂」で、初めての授与となる。
厄除けと長寿の御利益を祈願した限定切り絵御朱印
天台宗の大本山である東叡山 寛永寺。同寺は1625年に、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の東北の鬼門にあたる上野の台地に、慈眼大師天海(じげんだいしてんかい)大僧正によって建立された。西の比叡山に対し、東の東叡山と称する。
また、東叡山主を輪王寺宮として皇室から迎えたことで、江戸時代には格式と規模において我が国随一の大寺院とされた。
さらに同寺に、第4代将軍・德川家綱公の霊廟が造営され、徳川将軍家の祈祷所・菩提寺を兼ねるようになった。日光東照宮の2名を上回る、歴代将軍15名のうち6名の墓所が置かれ、極めて格式の高い寺院としても知られる。
東叡山 寛永寺は、来る2025年には創建400周年の節目を迎え、上野に刻まれる歴史の重みを伝承していく存在だ。
今回授与を開始した切り絵御朱印「秋の開山堂」は、今年5月に同寺初となる本堂「根本中堂」で授与した切り絵御朱印に続くもの。前回の反響は大きく、今も日本全国から多くの人が、寛永寺の切り絵御朱印を求めて参詣に訪れるという。
開山堂は、両大師と呼ばれ、厄除けを広めた元三慈恵大師良源(がんざんじえだいしりょうげん)大僧正と、寛永寺の創建者であり108歳の長寿を全うした慈眼大師天海大僧正を祀る堂宇。
「秋の開山堂」は、その堂宇を繊細な切り絵で表現し、秋のもみじには鮮やかな赤の箔押しを施している。厄除けと長寿の御利益を祈願し、丁寧に奉製した切り絵御朱印だ。
授与は限定頒布のため、9月16日(土)から寛永寺「開山堂」のみで行う。数量限定のため、無くなり次第終了するということなので、早めに参詣することをおすすめする。
限定切り絵御朱印「秋の開山堂」
授与場所:東叡山 寛永寺 開山堂
所在地:東京都台東区上野桜木1-14-11
(高野晃彰)