FW:マルシーニョ(川崎フロンターレ)
2ヵ月もの間勝利のない川崎フロンターレは、第27節でFC東京との多摩川クラシコに臨んだ。なかなかゲームが動かない中、均衡を破ったのは今季怪我で苦しんできたFWマルシーニョだった。左サイドを突き崩し、細かいタッチで相手をかわして最後は丁寧にゴールに収めるシュートで先制点をマーク。結果的にこの試合唯一となる得点を生み出して、チームに7試合ぶりの勝利をもたらした(1-0)。
FW:加藤陸次樹(サンフレッチェ広島)
ヴィッセル神戸を相手に、好調ぶりを見せつけて勝利を収めた第27節のサンフレッチェ広島(2-0)。個人としても加入後に存在感を見せているFW加藤陸次樹は、得点という最高の働きで勝利に貢献している。MF満田誠のクロスを、距離のある中ヘディングで決めてチームに追加点をもたらしたほか、前線で溜めを作る役割も果たし、チャンスメイクにも貢献。首位撃破の立役者となった。
FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
先制するも前半のうちに退場者を出してしまい、難しい試合展開となった第27節の鹿島アントラーズ。しかし、チーム全体が90分集中力高くプレーを続け1-0でセレッソ大阪に勝利した。中でもFW鈴木優磨は、最後まで的確なプレーの選択でチームに貢献している。先制点の隙を見逃さないプレスからのゴールはもちろん、自陣でのキープや終盤のカウンターでの推進力など終始安定感のある働きを果たした。