バルセロナが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(23)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
マンチェスター・シティ下部組織出身で2017年に加わったボルシア・ドルトムントでブレイクしたサンチョは、2021年夏にユナイテッドへ完全移籍。コンディション不良などがあった昨季は公式戦41試合で7ゴールの数字を残したが、いまだにドイツ時代の輝きを披露できていない。
そんなサンチョは今季もここまでプレミアリーグ3試合に出場していたが、ベンチ外となったアーセンル戦後にエリック・テン・ハグ監督が練習でのパフォーマンスが低かったと批判。これに対して、サンチョは「スケープゴートされている」などの反論をしたことにより関係が悪化している。
そのなかで、バルセロナがサンチョの状況を注視しており、1月の移籍市場でレンタルでの獲得を考慮しているという。バルセロナではクラブ最年少出場記録を樹立したスペイン代表FWラミン・ヤマルやブラジル代表FWハフィーニャと右ウイングを本職している選手がいる一方で、左ウイングを本職とする選手が不在となっている。