「鎌倉 松原庵 青」は、9月14日(木)~11月30日(木)の期間、湘南の魚介・神奈川県産肉・地の野菜をふんだんに取り入れた「湘南の味覚コース」を用意。

また、コースに登場する料理の一品毎に絶妙にマッチする、日本酒とワインのペアリングも提供する。

相模湾の地魚や神奈川県産の食材を使ったコース料理

江ノ電の腰越駅から徒歩2分の場所にある「HOTEL AO KAMAKURA」のダイニングである「鎌倉 松原庵 青」。同店では、料理長の目利きで選ぶ、地魚や神奈川県産の食材を使ったコース料理を季節ごとに用意する。

9月14日(木)~11月30日(木)の期間は、全9品からなる「湘南の味覚コース」を提供。先付けは「湘南産アカモクとうずみトロロの醤油麹和え」で、ネバネバとシャキシャキの湘南産アカモクをトロロと混ぜた一品。

前菜は「地タコの唐揚げ・カブのそばがき寿司・春菊と菊花の鴨ササミ和え・イチジクの特製ごま味噌添え・旬野菜の特製ドレッシングサラダ」を彩りよく5つの豆皿に盛り込む。地タコの唐揚げは、歯ごたえのある食感が特徴だ。

お椀の「沢煮椀」、お造りの「旬魚2種とイカ刺し わた添え」の後は、鮮度抜群のサザエを特製出汁でさっと煮た「地サザエのつぼ焼き」が供される。目の前に広がる湘南の海で水揚げされた獲れたての旨味を堪能したい。

強肴は「神奈川県産やまと豚とキノコの朴葉焼き」で、県のブランド肉を自家製の田楽味噌に漬け込み焼き上げる。揚げ物の「地アジの梅肉包み揚げ」は、小田原曽我梅林のねり梅をまとったさっぱりとした味わいの揚げ物だ。

食事の締めは松原庵自慢のそばで。とろける柔らかさと甘みを感じるナスに生姜を添えた「秋ナスのぶっかけそば」を用意。コースは、甘味の「カボチャのアイスクリーム」で幕を閉じる。湘南の味覚コースの料金は13,860円で、ディナータイムでの提供となる。

また、アルコールペアリングを6,930円でコース料理に追加できる。ペアリングは、全9種類。日本酒とワインを織り交ぜたラインナップは、「鎌倉 松原庵 青」ならではだ。

なかでもスタッフのおすすめは、「地サザエのつぼ焼き」と合わせる、七の杯「三笑楽 山廃仕込み本醸造」。複雑な発酵過程を経て作られる山廃仕込みの味わい豊かな日本酒で、サザエの身を食べ終わった後に、サザエのつぼに少し残った汁と合わせるとより深みを増した味になる。

そして「秋ナスのぶっかけそば」には、地元神奈川の大矢孝酒造より、九の杯「昇龍蓬莱 ひやおろし」のペアリングがおすすめだ。

江ノ島越しのサンセットを眺めつつ、ゆったりとした店内で寛ぎながら、秋の夜長のディナータイムとして、湘南の味覚コースを味わいたい。

鎌倉 松原庵 青
所在地:神奈川県鎌倉市腰越3-1-7 HOTEL AO KAMAKURA 1F
営業時間:朝食 7時~10時30分(9時30分最終入店)、昼食 11時~16時、夕食 16時~22時(L.O21時)

(高野晃彰)

※料金は全て税・サービス料込