休憩を入れてラストエリアへ向かう
もう少し下流で竿を出し、草で攻めれば釣れそうなポイントかもしれないが今回は厳しそうだ。時刻は12時30分となり気温も灼熱なのでコンビニで食料調達がてら休憩してからラストエリアへ向かう。
ラストエリアは激熱の兆候
車で休憩しつつ1時間ほど休み14時過ぎにラストエリアへ。到着して川を見ると濁りが入り風もでてきている。明らかに岸際以外は釣りになりそうにないが、パンを岸際から下流に流してしばらく様子見していると突如水面が爆発した。
そしてエサを食べまくる2尾のサカナを確認するとコイとメーターオーバーなソウギョである。目の前に現れた2尾にエサを投げると濁りのおかげでバクバク状態だ。これほどの大チャンスは絶対逃せない!すかさずハリに付けてソウギョの手前に落とすと即パク、からのアワセ、フッキング!と同時にグリグリとラインが出されていく。

53分の激闘
私もこの2か月間、コイやソウギョと戦いまくりそれなりに鍛えられたので、重量感やトルク感にもはや驚きはしない。メーターオーバーなので時間が掛かるのは当たり前である。だがひと時の油断は禁物なので慎重に慎重に確保できる足場を選びながらやりとり。タモを移動しながら下流へと進んでいき、できるだけ取込みがしやすい場所で戦う。寄せては走られのパワー勝負を繰返して53分の激闘は私の勝利となった。

120cmオーバーソウギョ
サイズ感は明らかに期待できたので計測すると121cmである。目標サイズであった120cmオーバーソウギョを釣ることができとても嬉しい。強運はさておき今度はさらなるサイズUPを狙い、本命を追い続けていきたいと思う。また時間を作って釣行したい。

実釣で得たソウギョ釣りの共通点3選
これまでの実釣で得られたソウギョ釣りの共通点3つを紹介しよう。
1、生息流域の草木が豊富なエリアが可能性大
やはりソウギョは名前の通りで草木の熱いエリアに生息している可能性が高く、巨体を維持するのにはなんといってもそれなりのエサが必要不可欠。そのため草木が生い茂っているエリアで釣ることが間違いないと感じる。

2、時刻問わず現れたら必ず狙う
釣りにはマズメという言葉があるのだが、朝、昼、夕のどの時間でも突如現れてエサを食べていることから特にこの時間が良いとは私は思わない。夜行性らしく夜釣りが釣りやすいようだが、私的に明るい時間で釣りたい。
ソウギョは昼でも釣れるというかむしろ昼が釣れるイメージがあるので私は時間にこだわる必要はないと思った。
3.バッドコンディションでも岸際なら可能性あり
私的天候的に釣りは小雨やローライトがベストだと思うが、『ド晴天強風で濁りが入った午後の実釣』で私が丸見えな超至近距離でソウギョとコイはパンをばくばく食べていたことから、悪条件でも岸際の釣りであればコイやソウギョは十分に狙えると感じた。要するに釣師が厳しいと感じる条件下でもサカナからすればチャンスなのだろう。




<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
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