北海道コンサドーレ札幌は今月16日に行われた明治安田生命J1リーグ第27節で、湘南ベルマーレに0-1と敗北。札幌OBのジェイ・ボスロイド氏は試合内容に一切触れなかったものの、外国人選手に関するミハイロ・ペトロヴィッチ監督の考えに言及した。
札幌は6月以降のリーグ戦で2勝4分6敗と苦戦。今月2日のガンバ大阪戦では4-0と、3か月ぶりに白星を飾ったが、J1最下位の湘南相手にはシュート23本を放ちながらも無得点。決定力を欠くと、試合後には札幌ドームにブーイングが響き渡った。
これまでも古巣札幌に対して、何度も苦言を呈してきたジェイ氏。先月19日の京都サンガ戦後には、X(旧ツイッター)で「(2019年の)ルヴァンカップ準優勝以降、全く進歩がなく、進歩の兆しすらない」と切り捨てるとともに、「ディフェンスが壊滅的」と再びペトロヴィッチ監督による攻撃的なサッカースタイルを批判している。
ただ湘南戦では、試合内容に言及せず。それでも試合後にとあるSNSユーザーから寄せられた「コンサドーレにまともな外国人選手がいれば、もっと良い戦いができるのでは?」という質問に対して、「ペトロヴィッチ監督は決して外国人選手が好きではなかった。実際、僕に面と向かって『規律を欠いている』と言ってきた」とコメントを残している。
札幌は湘南戦での黒星により、13位に転落。J2降格圏の最下位・湘南とは勝ち点11差であるが、不甲斐ない戦いが続いているだけに、サポーターのストレスは溜まる一方だ。