日韓ワールドカップ(W杯)イタリア代表の一員として有名なアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が、16日開催の明治安田生命J1リーグ第27節・北海道コンサドーレ札幌対湘南ベルマーレに来場。Jリーグ公式SNSアカウントが海外のファン・サポーターにむけて同氏の様子を伝えたが、投稿内容が誤解を生んでいるようだ。
日韓W杯1次リーグのエクアドル戦以来、21年ぶりに札幌ドームのピッチに立ったデル・ピエロ氏。試合前のイベントでフリーキックを披露したほか、トークショーも開催。サポーターから届いた質問に回答していた。
親日家として知られているデル・ピエロ氏の来日は、日本国内のみならず海外でも話題に。Jリーグの公式Facebookアカウントでは、赤黒のユニフォームを着てボールを蹴る同氏の姿をアップした上で「Welcome to J.League, Alessandro Del Piero!(アレッサンドロ・デル・ピエロ、ようこそJリーグへ!)」と一言添えられている。
すると、海外のサッカーファンから「デル・ピエロってまだ現役なの?」「もう現役引退したと思っていたから、これは驚きだな」などの声が上がっているほか、「コンサドーレにとって、素晴らしい契約だ!」「コンサドーレに加入したのか」というコメントも。「デル・ピエロ氏が札幌加入により現役続行」と勘違いするSNSユーザーが多く見られる。
なおデル・ピエロ氏は現役時代にセリエA(イタリア1部)ユベントスで20年近くにわたりプレー。2012年にユベントスを退団した後は、オーストラリア1部シドニーFCやインド1部デリー・ディナモスFC(現オディシャFC)と渡り歩いた。