鹿島アントラーズは今月16日に行われた明治安田生命J1リーグ第27節で、セレッソ大阪に1-0と勝利。FW鈴木優磨が決勝ゴールをマークした一方、MFディエゴ・ピトゥカがMF喜田陽とのコンタクトプレーで一発退場。この退場シーンで「鹿島サポーターが違反行為に及んだ」という情報がネット上で飛び交っている。
鹿島は1-0とリードで迎えた前半23分、ピトゥカがピッチ中央からドリブルで持ち上がると、鈴木に縦パスを供給。鈴木がダイレクトでピトゥカにバックパスしたが、これに喜田が反応。ボール奪取を試みたが、自身の左すねを左足裏で踏まれて倒れた。
このシーンでVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入すると、主審はOFR(オンフィールドレビュー)を行った末、ピトゥカに対してレッドカードを提示。この判定の妥当性を巡って、ファン・サポーターの間で様々な意見が飛び交っている。
そんな中、X(旧ツイッター)上では「メインスタンドのサポーターがペットボトル投げ込んで、退場させられた」といった内容の投稿が複数見られる。またYouTubeでは、メインスタンドから撮影されたとみられる動画がアップ。ピトゥカの退場シーンが捉えられているが、レッドカードが提示された直後、サイドライン付近にいたC大阪所属DF進藤亮佑がメインスタンドに向かって指を差したほか、小菊昭雄監督も指を差しながら怒りをあらわにしていた。
なおピトゥカに対するレッドカード提示に対して、鹿島サポーターからは「審判へったくそ」コールが。X上では判定に納得できない鹿島サポーターの気持ちを理解する声が上がる一方で、「民度低い」「暴言は良くない」「Jリーグ観戦したいと思わなくなる」と、Jリーグのイメージダウンにつながる可能性を指摘するSNSユーザーもいる。