『ジモティ』をご存知だろうか?
地元の掲示板と称した地域密着型のサービスで、アルバイトの募集やイベントのPR、習い事の生徒募集といったものから、不用品なども無料または有料で取引できたりもする。
この中でバイクを売買することもできるのだ。

フリマサイトやオークションサイトとの違いや、そこでバイクを売買することのメリット、デメリットを紹介していこう。

ジモティとは?

フリマサイトやオークションサイトと違い、地元に密着している点が他のサービスとの大きな違い
特に、相手と直接に顔を合わせて商品の取引を行うことになるのため、届いてから「こんなんじゃなかった……」というリスクは低く抑えることができる。

メリット

登録が簡単なのは、他のフリマサイトやオークションサイトと同じだが、基本的には手数料がかからないことはポイントが高い! ただし、ジモティのネット決済機能を使うと5%の販売手数料がかかるので注意が必要だ。

車両の引き渡しも売り手と買い手が直接あって行うことになるので、車両を直接引き取りに来てくれることを条件にしておけば、配送料がかかることもない

デメリット

フリマサイトやオークションサイトで売買したければ、サイトに出品し、購入希望者が購入ボタンを押すか、オークションで購入希望者が落札すればそれで取引を開始できる。

しかしジモティーではそのように即購入とはいかず、まずは問い合わせから購入希望者と相談する必要がある他のサービスよりも売買成立まで時間がかかるのだ

また直接あって商品を引き渡すため、個人情報の開示は慎重に行う必要がある

個人で取引を行うため、名義変更などの書類のやり取りは当然当事者間で行わなければならない。

ちなみにバイクの名義変更に必要な書類は以下になる。

・車検証
・旧所有者の押印がある譲渡証明書
・新所有者の住民票(発行から3ヵ月以内のもの)
・ナンバープレート(陸運局の管轄変更の場合)
・委任状(代理人申請の場合)

基本的に名義変更は、買い手側自身で行ってもらうことになる。

この場合、買い手側が手続きをせず、バイクは売ったのに翌年以降も自動車税の納税通知書が届くという事案も多くみられる。
実際には、納税通知書が届いて初めて、相手が名義変更をしていないことに気づくなんてこともあるため注意が必要だ。