ラ・リーガ(スペイン1部)レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英は、今月17日にレアル・マドリードとの古巣対戦を控える中、現地でDF冨安健洋所属アーセナルへの移籍が噂されている。
久保は昨年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍。加入1年目からリーグ戦34試合に出場で9ゴール7アシストと結果を残すと、今季もここまで全4試合出場で3ゴール1アシストと主力選手として活躍。ソシエダとは2027年6月までの複数年契約を結んでいるが、同選手の保有権の50%はレアル・マドリードが保有。そのため、今もなお同クラブ復帰の可能性がスペイン国内で盛んに報じられている。
そんな中、アーセナルの専門サイト『パンチ・ドゥランク・アーセナル』は14日に「アーセナルはソシエダのウインガーである久保建英をリストに加えた。来年1月に獲得の可能性を狙っている」とリポート。
ソシエダの要求額を5000万ポンド(約92億円)とした上で「ブカヨ・サカの完璧なバックアップになると考えられる」と、アーセナル下部組織出身の22歳で、右サイドを主戦場とするイングランド代表MFブカヨ・サカと久保を比較している。
そのアーセナルは先月27日、左サイドバックで出場機会を失っていたDFキーラン・ティアニーを、1年レンタルによりソシエダへ放出している。それだけに『パンチ・ドゥランク・アーセナル』は、ティアニーの移籍を紹介した上で、「両クラブは良好な関係を築いている」と綴っている。
森保ジャパンの攻撃陣に欠かせない久保には、以前から移籍の噂が絶えない。今年夏の移籍期間が終わった後も、リバプールの専門サイト『Liverpool.com』が「リバプールはFWモハメド・サラーの後継者として久保の獲得を検討すべき」と伝えていた。