【いま注目のトレンドワード・358】 マンガやアニメが話題になることも多いX(旧Twitter)。8月28日には1994年4月~1995年3月放送の「機動武闘伝Gガンダム」の「石破ラブラブ天驚拳」がトレンド入りを果たした。なぜ今になってトレンド入りしたのか見ていこう。
「命光恋風陣」が「石破ラブラブ天驚拳」にそっくりだと話題に!
トレンド入りしたきっかけは、「To LOVEる-とらぶる-」で有名な矢吹健太朗先生の作品「あやかしトライアングル」。8月28日に「少年ジャンプ+」にて配信された第141話で、主人公・祭里とその幼馴染・すずが繰り出した必殺技「命光恋風陣」の動きが、機動武闘伝Gガンダムの「石破ラブラブ天驚拳」にそっくり過ぎると話題になったのだ。
「石破ラブラブ天驚拳」とは、機動武闘伝Gガンダムの最終回にて主人公・ドモンとその幼馴染・レインが繰り出した必殺技のこと。お互いが向き合った状態で手を取り合い、敵に顔を向けながら攻撃するシーンが印象的だ。「命光恋風陣」は「石破ラブラブ天驚拳」とほぼ同じ動きだが、組んだ手の形がハートになっているところが違う点といえる。
1995年3月に放送が終了している「機動武闘伝Gガンダム」が、令和の時代にトレンド入りするほど人気なのはなぜなのだろうか。「機動武闘伝Gガンダム」は、ガンダムの歴史を変えた異色作として知られている。初代ガンダムからの流れをほとんど無視した斬新な設定により、新たな世界観を作り出したのだ。放送当初は賛否が分かれる結果となったが、放送を重ねるたびに熱いストーリー展開に引き込まれるファンが続出。結果、大ヒットを記録した。
ネット上では「見たことあるポーズだなと思ったらGガンダムだったのか」「石破ラブラブ天驚拳がトレンド入りしてたから、ガンダム関連かと思いきやまさかのあやトラ」「これが令和版の石破ラブラブ天驚拳か」などの反響が見られた。今後もアニメやマンガの隠されたオマージュに注目したい。(フリーライター・井原亘)
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■Profile
井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている
提供元・BCN+R
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