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メジャーすぎて見落とされていた?
実は絶滅危機だった!
メジャーすぎて見落とされていた?

(画像=『FUNDO』より 引用)
キリンと言えば動物園の人気者。
世界共通でキリンの姿形は知られていたものの、逆にメジャーすぎて研究の対象となることが少なかったと言われています。
誰もが知る動物であまり研究されていなかった
科学的に興味を持たれない生き物だったこともあって、論文が世界でも400本ほどしかありません。
研究の進んでいる動物は何千何万という論文が出ていることもあるのですが、キリンは世界でもたったの数百本だけということから研究が進んでいなかったことが分かりますね。
実は絶滅危機だった!

(画像=『FUNDO』より 引用)
キリンはアフリカにいることがわかっているものの、実はその数は年々かなり減少しています。
これをある研究者は静かな絶滅と表現しており、誰にも気づかれない間にその数が極端に減ってしまったことがわかっています。
生息地の破壊はもちろん、干ばつや密漁によってここ数十年で全体の60%~80%も減ったと考えられているのです。
そのため、近年ではキリン保護の観点からも研究が進められています。
種間の生息数を改めたら・・・
種間の生息数を改めたところ、アミメキリンは9,000頭以下でキタキリンは5,000頭以下とかなり数が少ないことがわかっています。
そのため野生動物のレッドリスト入りも検討されています。
4種であることが判明し保護活動に拍車
キリンの種類が4種いるとの研究がわかったことで、それぞれの種ごとの数もおおよそ予測できるようになってきました。
それによって、保護活動も本格化されています。