コカ・コーラ 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのツエーゲン金沢に寄せられた「選手がコーラ飲んでる」という通報内容に注目が集まる中、クラブや選手に対する過度な苦情や批判が再びクローズアップされている。水戸ホーリーホックの小島耕代表取締役社長が、同クラブへの一部メッセージに反応。Jリーグの“負の文化”に対して疑問を投げかけた。

 小島社長は14日夜にX(旧ツイッター)を更新。「社長さぁ“お気持ち表明”って知ってる?都合の悪いことも発信しろよ!いつまで黙ってんだよ」というメッセージが、メールやDMを通じて何度も寄せられたことを明かす。

 そして「あくまでも個人的な意見」とした上で、「成績不振で出すお気持ち表明なるリリースは何か現場を好転させる力があるのかな。と私は常日頃疑問に思っています。昨今のJリーグの嫌なカルチャーだなぁ、と」と、自身の思いを綴った。

 Jリーグクラブに対する苦情では先日、金沢のクラブスタッフである辻尾真二氏が「『選手がコーラ飲んでる』通報を事務所にするのはやめて頂きたいです。クラブスタッフも対応に苦労します」と投稿し、ファン・サポーターの間で話題に。

 小島社長も辻尾氏の投稿内容を引用した上で、「我々のクラブにも『細か過ぎる通報』が連日のように届きます。何ならSNSで書いちゃう人もいますよね。それを正義と感じる人からだとは思うのですが、もう少しだけ正義の隣に“寛容”がプロスポーツの周りに有っても良いかなと私は感じます」と発信していた。