0570(ナビダイヤル)と市外局番の違い

ナビダイヤルは、NTTコミュニケーションズのサービスによる電話番号で、全国共通で「0570」から始まる番号が割り振られます。そのためナビダイヤルを導入すると、全国のどの地域からでも同一の電話番号で受電できるというメリットがあります。

一方で市外局番は、一般的な電話番号の先頭につく地域を示す番号で、例えば東京の場合は「03」、大阪の場合は「06」などです。

0570(ナビダイヤル)とフリーダイヤルの違い

0570から始まる「ナビダイヤル」は、通話料は有料です。たとえば「ねんきんダイヤル」にスマホなど携帯電話から平日昼間3分間通話した場合にかかる料金は、90円(税込99円)です。20分話すと600円以上かかる計算になり、通話料金が気になってじっくり問い合わせができないといったデメリットがあります。

一方、「フリーダイヤル」は、企業等が設置した電話番号で、一般的に「0120」や「0800」から始まります。通話料は無料で、企業が負担しています。

0570(ナビダイヤル)は無料ではなく有料

前述したように、0570(ナビダイヤル)へ電話を掛けると、通話料は無料ではなく有料になります。通話料金は固定電話・携帯電話・公衆電話など掛ける電話の種類によって異なり、また掛ける時間帯や、固定電話と公衆電話の場合は掛ける地域によっても異なってきます。

【端末別】0570(ナビダイヤル)に発信する際の料金

上述のように複雑な料金体系の0570(ナビダイヤル)の3分間の通話料金を、主な電話の種類別に表でまとめましたので参考にしてください。なお、「平日昼間」とは平日の8〜19時、「夜間・休日」とは平日19〜23時と土日祝日の8〜23時、「深夜・早朝」は23〜翌日8時までを指します。

固定電話

距離区分 平日昼間 夜間・休日 深夜・早朝
県内通話料金(区域内) 8.5円(税込9.35円)
県内通話料金
(区域外)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~60kmまで 30円(税込33円) 20円(税込22円)
60km超 40円(税込44円) 30円(税込33円) 20円(税込22円)
県間通話料金
(県と県をまたいだ通話)
隣接・20kmまで 20円(税込22円)
~30kmまで 30円(税込33円)
~60kmまで 40円(税込44円) 30円(税込33円)
~100kmまで 60円(税込66円) 40円(税込44円) 30円(税込33円)
100km超 80円(税込88円) 70円(税込77円) 40円(税込44円)