日本でも大人気で、ニュースやブログでよく見る業務用スーパー「コストコ」ですが、海外のコストコではどんなものが売られているのか、興味を持ったことはありませんか?今回の記事では、カナダのトロントにあるコストコでは、どのようなものが売られているのか、ごく一部ではありますがご紹介したいと思います。
カナダのコストコ
まず始めに、カナダでもコストコは非常に人気があります。入場に行列ができることはほぼありませんが、朝の9時に行ってもお客さんの出入りがひっきりなしにあり、レジは混雑していて常に並びます。カナダは土地が広く、一軒家だと大きなパントリーや倉庫を持っている家庭が多いため、箱買いやまとめ買いをしておくことが一般的で、コストコのボリュームと値段が理にかなっているのです。
私の住んでいるトロントには、5ヶ所コストコがあり、どれもダウンタウンから少し離れたところにあります。ダウンタウンはTorontoと地図上に書かれた部分から北に、East Yorkと書かれたところあたりまでです。

一部の店舗はコストコビジネスセンターという店舗になっていて、そこにはたいていのものが販売されていますが、店頭で製造する施設がないので、ベーカリー・デリ・精魚・精肉などの商品の取り扱いがありません。また、イートインもないので、ホットドッグやソフトクリームなどの販売もありません。
それでも中小企業の飲食店やビジネスには重宝されているようで、こちらの店舗も時々行きますがとても混んでいます。とにかくコストコの商品は単価で比較すると安いし、プライベートブランドのカークランドブランドのクオリティがかなり良くて、とても繁盛している様子が窺えます。
今回は42 Overlea Blvd.にある店舗に足を運んできました。5年前にオープンした比較的新しい店舗で、店内もとても清潔感があって綺麗です。

メンバーシップ・購入方法
ご存じの方がほとんどかと思いますが、コストコは会員制です。年会費を払わないと店内への入店、商品の購入ができません。年会費は2023年8月現在、ゴールドスターメンバーで60カナダドル(約6,450円)、エグゼクティブメンバーで120カナダドル(約12,900円)です。エグゼクティブメンバーは年間の購入費の2%が翌年にキャッシュバックとして返ってきたり、エグゼクティブメンバーだけの割引特典があったりします。
食品・日用品をはじめ、家電や家具など多くのものをコストコで買うならエグゼクティブメンバーの方がお得です。年間3,000ドル(約32万)以上購入すればゴールドスターメンバーよりも安い値段でメンバーシップを維持できるので、コストコのヘビーユーザーで大家族であれば余裕で元は取れます。
会員証は全世界共通なので、カナダの会員証で日本のコストコを利用することもできます。逆ももちろん可能なので、旅行ついでにふらっと立ち寄ってみても面白いかもしれません。
コストコの商品購入方法は、店頭とオンラインがあり、店頭だと入り口とレジで会員証を提示する必要があります。会員証は裏面に写真が付いているので、他人に貸すことが原則できません。オンラインだと、会員番号を入力すれば会員価格で購入することができ、商品によっては無料で配送してくれます。以前電子ピアノをコストコで購入したときは、送料無料でした。