目次
「バタフライエフェクト」とはまた違う
 ・「バタフライエフェクト」とは
 ・「風が吹けば桶屋が儲かる」と「バタフライエフェクト」との違い
まとめ

「バタフライエフェクト」とはまた違う

無関係なところに影響が出るという意味で「風が吹けば桶屋が儲かる」というけれど・・・どんな理屈?
(画像=『FUNDO』より引用)

「風が吹けば桶屋が儲かる」と似たような言葉に「バタフライエフェクト」があるのですが、これはまた別物とされます。
ここからは「バタフライエフェクト」について見ていきましょう。

「バタフライエフェクト」とは

「バタフライエフェクト」とは、ほんの些細なことが、様々な要因を引き起こし最終的には大事になることの例えです。
気象学者のエドワード・ローレンツが、「ブラジルにいる蝶の羽ばたきは、テキサスでトルネードを引き起こしえるか」という議題で講演を開いたのが起源となっています。

このエドワード・ローレンツが気象シミュレーションをした際、1回目と2回目で若干数字を変更してしまいました。
初期値が多少違っても、結果に大きな変化をもたらすことは無いだろうと手間を惜しんだからなのですが、算出された両者の結果は大きく異なるものとなりました。
この結果を見たエドワード・ローレンツが着想を得たともいわれています。

「風が吹けば桶屋が儲かる」と「バタフライエフェクト」との違い

「バタフライエフェクト」は、ほんの些細なことが大きな変化の原因となりえることの例えです。
対して「風が吹けば桶屋が儲かる」は、物事が回り回って全く関係のなさそうなところに影響を及ぼすという例えです。

両者は、因果の対象に違いがあるのです。

まとめ

「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、一見するとまったく関係ないように思われるところに影響が及ぶことの例えです。
実際に風が吹くことで桶屋が儲かるわけではないですが、理屈としてはうまく通っていますし、意外と物事というのはこういった偶然の連続が重なって影響を受けているものです。

「バタフライエフェクト」が類義語としてあげられることもありますが、こちらは小さな変化が、様々な要因が絡むことで大きな事象になるという例えです。
一見似ていますが、実は意味合いが異なるので注意が必要ですね。

提供元・FUNDO

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