権威ある複数の人物がグラッシュ氏の主張を支持
真相追及系メディア「Howandwhys」の記事は、グルシュ氏は多くの権威ある人物から支持を受けていると言及している。
元陸軍大佐で航空宇宙部門幹部のカール・ネル氏は2021年から2022年にかけてUAP任務部隊の陸軍連絡役としての役割を果たしたグラッシュ氏の誠実さと信頼性を高く評価している。
「過去80年間にわたり、起源不明のリバースエンジニアリング技術に焦点を当てて、地球規模の軍拡競争が存在するという彼の主張は、基本的に正しいものであり、これらの起源不明の技術の少なくとも一部は、人類の知性です」(カール・ネル氏)

また2023年8月31日に掲載された「USA Today」の記事では、CIAの元作戦将校ジム・セミバン氏と元情報担当国防次官補クリストファー・メロン氏の両名が、グラッシュ氏の証言は信頼できると述べている。
「そのような異常な主張には、例外的な、異常な証拠が必要です。しかしこれらの主張には明らかに実質的な根拠があります。国家安全保障と科学的影響は計り知れないため、議会による追加調査が必要です」(クリストファー・メロン氏)
「それが中国製であるはずはないし、ロシア製でもないし、もちろん私たちのものではないのは間違いありません。なぜならこれらの“船”を、私たちは向こう80年間も見てきたからです。ここにあるものは、非常に奇妙で、非常に珍しいものです。それでも非常に現実的です。それが実際に何なのかは誰にも推測できないと思います」(ジム・セミバン氏)

メロン氏もセミバン氏も、軍と政府が知っていることを共有することを超党派が支持すれば、UAPが何であれ実際に存在するという考えを受け入れる人がますます増えるだろうと見込んでいる。
「大気圏では私たち自身にはできないことを行うインテリジェントな乗り物が存在するということを否定するのはますます難しくなるでしょう」とメロン氏は付け加えている。
「UFO公聴会」が世にもたらした余波は今後も各方面でさまざまな議論を招きそうである。
(※1)UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。
参考:「Howandwhys」「USA Today」ほか
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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