目次
ガソリンの吹きこぼしも甘くみると危険
給油時は必ずエンジン停止を遵守しよう

ガソリンの吹きこぼしも甘くみると危険

「セルフで入れてる人は要注意?」ついついやってしまいがちなガソリンスタンドでの意外なNG行為
(画像=©xiaosan/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

給油時にノズルをコンコンと叩くことで、ガソリンが吹きこぼれるケースもあると前出の経営者は指摘します。

「ガソリンを一滴でも多く入れようとしてノズルをコンコンと叩くドライバーもいます。しかし、そのはずみでトリガーを引いてしまい、ガソリンを床にこぼしてしまうことがあります。

車に欠かせない燃料として身近なものではありますが、ガソリンは発火しやすく取り扱いに注意が必要な危険物とされています。

しかし、床にこぼしたガソリンは摩擦などで発火する可能性があります。冬場には、着ていたセーターの静電気で発火するケースもあります。

ちょっとくらいこぼしても大丈夫だろうと考えず、ちょっとしたことですぐに発火する、そうした危険性があるということを認識してもらいたいと思います。」

給油時は必ずエンジン停止を遵守しよう

「セルフで入れてる人は要注意?」ついついやってしまいがちなガソリンスタンドでの意外なNG行為
(画像=©︎TWEESAK/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

給油時に気をつける点として「給油時はエンジンを停止する」ことも忘れがちなので注意が必要です。

法令では、「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること」と定められています。エンジンをかけたまま給油するのは法令違反となるのです。

この点について前出の経営者は次のように話します。

「車内を適度な温度に保っておきたいという理由で、エンジンを止めずに給油するドライバーは少なくありません。セルフスタンドでは特にそうしたドライバーをよく見かけます。

車の構造上、エンジンを止めなかったとしても問題なく給油は可能です。

しかし、エンジンがかかっていれば、給油中に突然車が動き出す可能性も否定できません。その場ですぐに罰せられるかどうかは別として、法令違反であることは間違いありません。給油時は、必ずエンジンを止めるようにしてください。」

まとめるとガソリンスタンドでやってはいけない行為は主に次の4つです。

  1. 給油中にノズルをコンコンしない
  2. エンジンをかけたまま給油しない
  3. タバコや火気の近くで給油しない
  4. 指定外のポリタンクに給油しない

ガソリンは蒸発しやすく、発火しやすい危険物であるという認識が欠けているドライバーは少なくないでしょう。ガソリンスタンドではルールを守った安全な給油を心がけてほしいと思います。

文・室井大和/提供元・MOBY

【関連記事】
【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて