ショートカットキーとは、特定のキーを押すことで、画面上での操作を簡単にするコマンドのことだ。マウスを使わないので、時短にもつながり、普段から職場などでパソコンを利用する方は、よく使う動作だけでも覚えておくと非常に便利である。
みっちー｜パソコンに詳しい人@mittii_bizさんの「パソコンの閉じる操作は「Ｘ」じゃなくて【Alt＋F4】。シャットダウンも【Alt＋F4】。ブラウザなら【Ctrl＋W】でタブを閉じる。操作が早い人はマウスを使わない。使わないための工夫を惜しまない。ここを意識するだけで大分変わります。お試しあれ。」というツイートには、多くの「いいね」がついており、ツイッター上で話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
覚えておきたい【Alt＋F4】と【Ctrl＋W】
今回ご紹介する「ウィンドウを閉じる」は、パソコンユーザーであれば、誰しも必ず行う操作である。普段は、ウィンドウの右上にある「×」のマークをマウスでクリックして閉じている人が大半だと思うが、ツイートで紹介された【Alt＋F4】のショートカットキーを押せば、ノーマウスで閉じることが出来るそうだ。
さらに、デスクトップ上で【Alt＋F4】のショートカットキーを押せば、パソコン本体の「シャットダウン」も出来るらしい。シャットダウンは通常、Windowsキーを押して、スタートメニューを開き、「電源」をクリックしなければいけなかったが、今回の【Alt＋F4】を覚えておけば、あっという間に電源を落とせるので、かなりの時短につながるのではないだろうか。
また、ブラウザのタブをひとつずつ閉じたい場合は【Ctrl＋W】。こちらのショートカットキーでは、フォルダを閉じることも出来る。
つまり【Alt＋F4】では「ウィンドウを閉じる」と「シャットダウン」、【Ctrl＋W】では「ブラウザのタブを閉じる」と「フォルダを閉じる」の二つの操作が出来るということだ。便利なうえに、一つで二つの操作が出来るショートカットキーなので、この機会にどちらも覚えておいて損はないだろう。
【Alt＋F4】が無効化されている場合は【Alt＋Space＋C】を！
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「試してみました！ 覚えるのにかかる時間も回収できるくらい便利です」といった感動の声や、「これ使うだけで全然違いますよね。Alt+F4で勢いよく退社です」「これをやるとデキる人と思われますw」など、すでにこれらのショートカットキーを愛用しているとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。
【Alt＋F4】は、非常に便利で時間短縮にもつながるショートカットキーだが、間違えて押すと、うっかり作業中のウィンドウを閉じてしまう危険性もあるので、使用する際はそれなりに注意が必要だ。
会社などの業務で使うパソコンにおいては、【Alt＋F4】のショートカットキーが無効になる設定が行われている場合もある。その際は【Alt＋Space＋C】というショートカットキーでもまったく同じ操作が出来るので、こちらを試してみよう。
